赤ちゃんの睡眠スケジュールが自然に整う!我が家流ゆるジーナを紹介

子育て
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赤ちゃんと過ごす中で悩みが絶えない睡眠のお話。

出産という一大イベントを乗り越えて心身共に疲弊しているであろう妻に、「産後はせめてしっかり睡眠してほしい」「少しでも自由時間ができる環境を」と思い、事前にネントレについて調べていました。

その中で、ジーナ式から自分に合う部分を参考にするという通称「ゆるジーナ」と呼ばれる方法が良いのではと考え、現在も実践中です。

生後6ヶ月を迎えた今、睡眠スケジュールが定まり生活リズムが整ってきたので、その方法を紹介します。

  • 大体でいいので赤ちゃんの生活リズムを整えたい
  • でも綿密なスケジュール管理はしたくない

というような方々の参考になれば幸いです。

なお、後半は寝かしつけについて紹介していますので、サクッと読みたい方は3章までお読みください。

きちんと管理したのは授乳スケジュールのみ

赤ちゃんの睡眠について調べる中で、よく見かけたのがジーナ式育児法。

メリットとして、

  • 赤ちゃんが泣いている理由がわかる
  • 寝かしつけが不要
  • 親が夜しっかり眠れる
  • 規則正しい生活ができ、スケジュールも組みやすい

などが挙げられています。

一方で、「軍隊式」なとど言われるほど厳格な時間割と細かいルールがたくさん決められていることから、スケジュール通り進まないことがストレスになる可能性も。

それでは本末転倒あると考え、我が家ではジーナ式を参考に、ストレスなくゆる〜く実践できそうなスケジュールを考えました。

その中で辿り着いた結論は、

「授乳スケジュールが大体管理できれば、睡眠スケジュールも自然に整う」

でした。

基本は「授乳のために起こす」の繰り返し

我が家で実践したゆるジーナにおいて基本としたのは下記のみです。

  • 授乳時間は極力守る
  • 日中は授乳時間になれば寝ていても起こす
  • 夜間は出来るだけ起こさずに授乳する

ここでは月齢(日中の授乳間隔)ごとのスケジュールの要点のみを説明しますが、後述するようにスケジュール通りにできなくても簡単にリカバリー可能ですので、

「大体こんな感じの流れなんだ」

という程度で見ていただければと思います。

なお、この記事の最後には我が家で管理していたスケジュールをまとめて紹介しております。

時間等は各家庭の事情で変わると思いますのであくまでも参考程度となりますが、気になる方は合わせてご覧いただければと思います。

生後1ヶ月目までの基本スケジュール(日中の授乳間隔3時間)

この時期はスケジュールを立てていたものの、

  • 授乳時にうまく飲めずに時間がかかる
  • 授乳量が足りずに予定より早く泣き出す

などにより授乳量や授乳時間の調整を繰り返しており、あまり軌道に乗せることはできませんでした。

ただし、

  • 途中で授乳を挟んだとしても決めた時間になれば授乳する
  • 日中の授乳時間には起こす

ということを意識していたこともあり、この時期から既に昼夜の区別は何となくつき始めていたように思います。

ただ、生後6ヶ月目を迎えた今になって思い返すと、日中は下記の3時間を1セットとしたスケジュールを組めていればよかったと反省しているところです。

  • 起こしておむつ交換、授乳(30分〜1時間程度)
  • 遊ぶ(30分程度)
  • 眠たくなり始めたらおむつを交換して寝かしつけ(30分程度)
  • 睡眠(1時間〜1時間半程度)

日中はこれを4セット繰り返し、夜間は月齢に合わせて極力起こさずに3、4時間間隔で授乳を行うことで生活リズムは整うのではないかと考えます。

生後2ヶ月目以降の基本スケジュール(日中の授乳間隔4時間)

我が家のゆるジーナはこのスケジュールを実践し始めてから1ヶ月後(生後3ヶ月目)頃に本格的に軌道に乗り始めました。

ポイントは、下記の約4時間を1セットとして日中のスケジュールを組んでいた点です。

  • 起こしておむつ交換、授乳(30分〜1時間程度)
  • 遊ぶ(1〜2時間程度)
  • 眠たくなり始めたらおむつを交換して寝かしつけ(30分程度)
  • 睡眠(1〜2時間程度)

上記を基本としたスケジュールによって、

「授乳のために起こしてから2〜3時間ほど経つと眠たくなり、そこから寝る準備を始める」

というリズムが自然に出来上がり、生後6ヶ月目に差し掛かる今に至るまで、7時〜19時の間は基本的に上記を3セット繰り返すという生活リズムができております。

なお、夜間は月齢に合わせて授乳回数が2回(23時と3時)から1回(23時頃)に減りましたが、いずれにしても授乳中もほぼ寝ているような状態で、基本的には21時〜翌朝7時頃までよく寝てくれています。

我が家流ゆるジーナの主なメリット

序盤にジーナ式の主なメリットとして

  • 赤ちゃんが泣いている理由がわかる
  • 寝かしつけが不要
  • 親が夜しっかり眠れる
  • 規則正しい生活ができ、スケジュールも組みやすい

を挙げていましたが、我が家で実践しているゆるジーナではこれら以外のメリットもあります。

ここではそのメリットについて説明します。

もしスケジュールがずれたとしても次の授乳時に元に戻る

この点が我が家で実践したゆるジーナにおける最大のポイントとなります。

日々生活する中で、

  • 一緒に昼寝していて、授乳のために起こす時間が遅れてしまった
  • お出かけしていて予定よりも授乳が遅れてしまった

ということは普通に起こり得ますし、特に生活リズムが軌道に乗るまでは、

  • 予定より早く目覚めてしまった
  • 予定より早くお腹が減ったと泣き出した

ということもあるかと思います。

しかし、そんな時にも慌てる必要はなく、この項のタイトルにある通り、

「次の授乳でスケジュールを元に戻せるので、そんなに気にしなくていいや」

というくらいに構えていれば大丈夫です。

これを念頭に置いておけば「今回は少しずれてしまったけど全然大丈夫!」と思えるようになり、スケジュール管理に対するストレスが大きく低減できています。

寝なさ過ぎた・寝過ぎた時の調整法

結論から言うと、

  • 次の授乳時間をスケジュール通り行う

のみで対応可能です。

ある週の睡眠記録をご覧ください。

①は早く起きてしまった場合ですが、その2時間後くらいには眠りにつき、次の授乳時間まで寝る(睡眠時間が少し長くなる)ことでスケジュールは元に戻ります。

次に②は寝過ぎてしまった場合ですが、こちらも同様にその2時間後くらいには眠りにつき、次の授乳時間まで寝る(睡眠時間が少し短くなる)ことでスケジュールは元に戻ります。

このように上記①②のいずれの場合にも、寝なさ過ぎたor寝過ぎた分の時間を次の授乳までの睡眠時間で調整できていることがわかるかと思います。

なお、睡眠時間の合計はスケジュール通りの場合と変わらないため、寝すぎることによる夜間の睡眠に影響等もなく、夜間はぐっすり寝てくれています。

予定より早くお腹が空いてしまった時の調整法

結論から言うと、

  • お腹が空いて起きたタイミングで一旦授乳する
  • 間に授乳を挟んだとしても、次の授乳時間をスケジュール通りに行う

の2点で対応可能です。

次の授乳時間までお腹が持たないと言うことは前回の授乳量が足りていないだけなので、足りなかった分を一旦与えた上で、次の授乳時間には予定通り起こして授乳すれば問題ありません。

この際、「授乳間隔が短くなるけど大丈夫?」と思うかもしれませんが、赤ちゃんはお腹いっぱいになった時点で飲むのをやめてくれます(もしくは飲み過ぎていたら吐いてリセットしてくれます)。

なお、もし予定より早くお腹がすくことが続くようであれば、授乳間隔やミルク量の調整を考えてみても良いと思います。

予定が入っても簡単に調整可能

前述した内容と重複する部分もありますが、スケジュールのずれに対して強いため、安心して予定を入れられる点が挙げられます。

この時期には予防接種や健診等もたくさんあるので、あまり綿密なスケジュールを組んでいてもそれを守り続けることは不可能に近いと思います。

その点、

「多少スケジュールがずれても全然大丈夫!」

と思えるだけでも大きなメリットではないかと考えます。

添い乳による寝かしつけになりにくい

寝かしつけ時の悩みとして、授乳しないと寝てくれない(添い乳が必要になる)ということがよくあるかと思います。

しかしながら、我が家で実践しているゆるジーナでは「睡眠した後に授乳」というスケジュールが基本となるため、添い乳が必要となる流れと真逆のリズムが自然と生まれます。

この結果、寝かしつけ時に添い乳が必要となるケースは発生しにくくなり、寝かしつけの難易度は格段に下がっていると思います。

寝かしつけは積極的に行ったが今ではセルフねんねも可能に

ジーナ式における寝かしつけ時の主な注意点として、

  • ベッドに置いて別室に移動する
  • 10分経っても寝ない場合は様子を見るが抱っこはしない

などがあり、我が家でも最初は実践しようと試みました。

しかしながら、集合住宅ということもあって泣き声で近所迷惑になると考えて早々に断念し、以降は抱っこやグッズを積極的に活用した寝かしつけを行いました。

最初はこの方が赤ちゃんも眠たくなってからすぐに寝れる可能性が高くなり、スケジュールを整え軌道に乗せるといった面でもいい方向に働いていたのではと思います。

なお、生後6ヶ月目に差し掛かった最近になってようやくセルフねんねの練習を始めましたが、既にスケジュールがほぼ整っていることもあり10分以内で寝てくれることが多いです。

寝かしつけに活用したおすすめグッズ

ここでは寝かしつけ時に活用してきた中で「これがあって寝かしつけが楽になった!」と思えるおすすめグッズを紹介いたします。

おくるみ

「aden+anais(エイデンアンドアネイ)のモスリンスワドル」を使用しております(枚数、柄等の種類は様々あります)。

生後すぐはおくるみを使用せずにスリーパーを着せて寝かしていましたが、モロー反射により寝付けない・起きてしまうなどが多々あったので、生後2ヶ月目あたりから使用しています。

結果、熟睡してくれることが増えたので、寝かしつけアイテムとして是非とも使用していただきたいです。

詳しくは別記事にて紹介しますが、こちらのおくるみは120cm×120cmとかなり大判であり、成長に合わせて様々な巻き方ができるのでおすすめです!

紹介記事はこちら。

寝かしつけにおすすめ!おくるみ選びのポイントと巻き方のコツを紹介
今回は実際に寝かしつけに使用したおくるみのお話。 生後2ヶ月頃までは睡眠時のおくるみを重要視しておらず、基本的にはスリーパーのみを着せ寝かせていました。 ところがモロー反射によって寝付けない、寝てても起きてしまうということもしばしば…。 そ...

寝かしつけクッション

現在は寝かしつけの神アイテムと人気の「おやすみたまごプラス」を使用しております。

ベッドの上に置くと泣くような場合でもこのクッションの上だとすぐに寝てくれたりもするので、背中スイッチに悩んでいる方には是非一度試していただきたいです。

ただし、背中に熱がこもりやすいので、長時間寝かせるのは避けるよう注意すべきかと思います。

詳しくは別記事にて紹介しますが、我が家では寝かしつけのみに使用し、5〜10分後くらいにはベッドに移動させるという使い方をしております(移動させる時に起きることも滅多にありません)。

紹介記事はこちら。

背中スイッチ対策の鉄板!「おやすみたまご」と「おやすみたまごプラス」の比較とお得な入手方法を紹介
今回は「寝かしつけの神アイテム」として人気の「おやすみたまご」のお話。 おやすみたまごは、「ゼクシィBaby」や「ひよこクラブ」で寝かしつけ神アイテムとして紹介されたことのあるCカーブ授乳ベッドです。 我が家では、これまで実際に「おやすみた...

なお、こちらの商品は兵庫県小野市のふるさと納税の返礼品にもなっており、かなりお得にゲットすることも可能です。

おしゃぶり

「NUKのジーニアス2.0」を使用しています。

生後1ヶ月頃、おしゃぶり代わりに母乳を吸っていないと泣いて寝てくれない日が2日ほど続き、急遽購入しました。

結果、これを与えるとすぐ寝てくれるようになり、以降も重宝するようになりました。

母乳を欲しがっているのに、いざ与えてみると咥えるだけで飲みはしないというようなことがあれば、是非とも試していただきたいグッズです。

なお、購入前に調べていた際には「すぐに吐き出してしまい使い物にならなかった」などの口コミも見かけました。

しかしながら、実際に使ってみた感想としては、

  • ゲップをしたい
  • お腹が減っている
  • そもそも眠たくない

など、吐き出してしまう時にはおしゃぶりでは解決できない他の理由があるように思います。

抱っこ紐

「コニー抱っこ紐サマー」を使用しています。

こちらは妻が寝かしつけの際に使用しているグッズで、特に大きくなってきて抱っこし続けるのが辛くなって以降、重宝しているとのことです。

この抱っこ紐の最大のメリットは「取り外しのしやすさ」にあり、寝付いた後は起こさずにスムーズに取り外ししたいという寝かしつけには最適なグッズかと思います。

ちなみに、抱っこ紐はこれとは別に「エルゴベビーOMNI360クールエア」を持っています。

こちらはサイズ調整可能なため夫婦兼用できるというメリットがあるものの、コニーと比べると取り外しのしやすさが劣るため、寝かしつけにはあまり向かないと思います。

よって、我が家ではコニーを自宅用、エルゴを外出用として使い分けています。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

我が家では色々管理しようと考えず、ただ授乳スケジュールを管理するのみで睡眠スケジュールを整えようとしました。

その結果、今では夫婦とも睡眠時間と自由時間をある程度確保できるようになりました。

序盤にも書きましたが、スケジュールを守ることに重きを置きすぎて、親子共にストレスに感じては本末転倒です。

この記事が「これなら夫婦で協力しながらストレスなく実践できそう!」と思えるスケジュールを立てる参考になれば幸いです。

【参考】我が家のスケジュール詳細

ここでは参考に実際に立てていた具体的なスケジュールをそのまま紹介します(カッコ内には夫婦のスケジュールも記載)。

ちなみにこのスケジュールをiPhoneのメモ帳で作成し、共有機能を使うことで妻とシェアして意見を聞きながら都度修正を行なっています。

生後1ヶ月頃〜

里帰りが終了し、家族3人での生活が本格的にスタート。

  • 02:00〜 授乳
  • 06:00〜 授乳
  • 07:30〜 (朝ごはん)
  • 09:00〜 授乳
  • 11:30〜 授乳
  • 12:30〜 (昼ごはん)
  • 14:00〜 授乳
  • 16:30〜 授乳
  • 18:30〜 (晩ごはん)
  • 19:00〜 お風呂
  • 19:30〜 授乳
  • 22:00〜 授乳
  • 23:00〜 就寝

生後1ヶ月半頃〜

ミルク量の調整により、日中の授乳間隔を少し変更。

  • 02:30〜 授乳
  • 06:30〜 授乳
  • 07:30〜 (朝ごはん)
  • 10:30〜 起床→授乳
  • 11:30〜 (昼ごはん)
  • 13:30〜 授乳
  • 16:30〜 授乳
  • 19:15〜 お風呂
  • 19:30〜 授乳
  • 20:00〜 (晩ごはん)
  • 22:30〜 授乳
  • 23:00〜 就寝

生後2ヶ月頃〜

授乳間隔を終日4時間に変更。

  • 03:00〜 授乳
  • 07:00〜 起床→授乳
  • 07:45〜 (朝ごはん)
  • 11:00〜 授乳
  • 11:30〜 (昼ごはん)
  • 15:00〜 授乳
  • 18:30〜 授乳 ※母乳のみ
  • 18:50〜 お風呂
  • 19:00〜 授乳 ※ミルクのみ
  • 19:30〜 (晩ごはん)
  • 20:30〜 就寝
  • 23:00〜 授乳

生後3ヶ月頃〜

夜間(19時から翌朝7時まで)の授乳間隔を6時間に変更。この辺りから本格的に軌道に乗る。

  • 00:30〜 授乳
  • 06:30〜 起床→授乳
  • 07:30〜 (朝ごはん)
  • 10:30〜 授乳
  • 12:00〜 (昼ごはん)
  • 14:30〜 授乳
  • 18:00〜 授乳 ※母乳のみ
  • 18:30〜 お風呂
  • 19:00〜 授乳 ※ミルクのみ
  • 19:30〜 (晩ごはん)
  • 20:30〜 就寝

生後3ヶ月半頃〜現在まで

夜間の授乳時間を少し変更し、0時から6時半まで通しで寝れるように。

  • 06:30〜 起床→授乳
  • 07:30〜 (朝ごはん)
  • 10:30〜 授乳
  • 12:00〜 (昼ごはん)
  • 14:30〜 授乳
  • 18:00〜 授乳 ※母乳のみ
  • 18:30〜 お風呂
  • 19:00〜 授乳 ※ミルクのみ
  • 19:30〜 (晩ごはん)
  • 20:30〜 就寝
  • 23:00〜 授乳
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