寝かしつけにおすすめ!おくるみ選びのポイントと巻き方のコツを紹介

子育て
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今回は実際に寝かしつけに使用したおくるみのお話。

生後2ヶ月頃までは睡眠時のおくるみを重要視しておらず、基本的にはスリーパーのみを着せ寝かせていました。

ところがモロー反射によって寝付けない、寝てても起きてしまうということもしばしば…。

そんな時に出産祝いで貰ったのが

「aden+anais(エイデンアンドアネイ)のモスリンスワドル」

でした。

実際に使ってみると、

  • モロー反射で目覚めることがほぼなくなった
  • 寝ている時の顔の掻き傷がなくなった

こともあり、手放せないグッズとなりました。

この記事では、実際におくるみを寝かしつけに使用した経験をもとに、

  • 使用して感じたおくるみ選びのポイント
  • おすすめの巻き方とそのコツ
  • エイデンアンドアネイのおくるみを使用して感じたこと

の3点を紹介します。

おくるみ選びのポイントは「サイズ」と「形」

ここではおくるみ選びの際のポイントを説明します。

実際に寝かしつけにおくるみを使ってみて、特に重要と感じたのは、

「いかにして手足の動きを規制できるか」

です。

そしてそのためには、

「もし手足を動かそうとしても、解けにくい巻き方が可能」

であることが重要です。

以上のことから、寝かしつけに使用するおくるみ選びのポイントは下記2点と考えます。

  • 大判のものを選ぶ
  • 正方形のものを選ぶ

「大判おくるみ」を選ぶ

寝かしつけに使うおくるみとしては、

「120cm×120cm程度の大判のものを選ぶ」

ことを強くおすすめします。

その理由は、

「もし手足を動かそうとしても解けにくい巻き方をするには、大判でないと難しいから」

です。

ちなみに、おくるみの一般的なサイズは90cm×90cmくらいで、新生児用としては70cm×70cmくらいのものもよく見かけます。

そして我が家でも出産準備の段階で70cm×70cmのものを購入していました。

(元々は後述するスワドルデザインズの大判おくるみをコストコで買う予定でしたが、一時期コストコでの取り扱いがなくなっていたため)

しかしながら、

「サイズが小さいと基本巻きしかできないため、足をバタバタされるとすぐに解ける」

ということもあり、新生児の頃からおくるみとしてはほぼ役に立っておりません。

以上のことから、「寝かしつけに使用するおくるみは大判のものを選ぶ」ことを強くおすすめします。

「正方形タイプ」を選ぶ

おくるみには正方形タイプと長方形タイプがありますが、寝かしつけに使う際には

「正方形タイプを選ぶ」

ことおすすめします。

その理由は、

「おひなまきの際に足の動きをしっかり規制するため」

です。

長方形タイプの巻き方として目にするのは、この記事でもおすすめの巻き方として挙げている「おひなまき」かほとんどです。

おひなまきの方法については後で詳しく説明しますが、長方形タイプでは長辺を横方向、短辺を縦方向に使用します。

そして、最後には下の写真のように斜め上方向に巻きつけ、その先端を背中の後ろに折り込むことで足の動きを規制します。

しかしながら、おくるみの縦方向が短いと

  • 背中の後ろに折り込む部分の長さが短すぎて、簡単に解けてしまう
  • またその部分を無理に折り込もうとすると、きつく巻きすぎて股関節に負担がかかる

といった可能性があり、寝かしつけ用にはあまり適さないと考えます。

以上のことから、「寝かしつけに使用するおくるみは正方形タイプを選ぶ」ことをおすすめします。

おすすめの巻き方は「おひなまき」「クロス巻き」の2つ

寝かしつけにおくるみを使い始めた当初は、何も考えずに基本巻きをしていました。

しかし、足がバタバタしてすぐに解けてしまい、結果大泣きなんてことも。

その対処法について調べてみると、様々な巻き方が紹介されていました。

その中のいくつかを試してみたところ、

  • おひなまき:足のバタバタで基本巻きでは解けてしまう頃
  • クロス巻き:手の動きが激しくなり、おひなまきでも解けてしまうようになった頃

を成長に合わせて使い分けるのがベストでした。

また、実際使う中で

「ここを気をつければうまく巻ける、解けにくい」

というコツも掴んできました。

ここではそれぞれの巻き方の手順と実際にやってみて掴んだコツついて説明します。

「おひなまき」の手順とコツ

おひなまきの手順は下記1から7の通りです。(写真内のコメントは上手く巻くためのポイント。こちらについては後でまとめて説明)

  1. 赤ちゃんの両肩のラインとおくるみの上辺を合わせ、布の中央に寝かせる。
  1. おくるみの左上の角を斜め下45度方向に持っていく(端が身体からはみ出た場合にはその部分を背中の後ろに折り込む)。この時、赤ちゃんの両腕は手のひらがお腹の前にくる形にする。
  1. 反対側も同様に斜め下45度方向に持っていいく(端が身体からはみ出た場合にはその部分を背中の後ろに折り込む)
  1. 2と3の折れ目に沿って裾の部分を整える。
  1. 左下の部分を反対の首元辺りを目がけて斜め上方向に持っていき、身体からはみ出た部分を背中の後ろに折り込む。この時、赤ちゃんの両脚はガニ股にして足の裏同士がくっつく形にする。
  1. 5の折れ目に沿って、裾の部分を整える。
  1. 反対側も同様に斜め上方向に持っていき、身体からはみ出た部分を背中の後ろに折り込む。

完成した状態の実際の写真はこちら。

手順の写真内にもコメントを入れましたが、実際やってみて感じた上手く巻くためのポイントは下記の3点です。

  • 背中の後ろに折り込む部分のおくるみはダボつかせず、しっかり伸ばして巻きつける
  • 鎖骨辺りに隙間ができないように、この部分は少しきつく巻きつけることを意識する
  • おくるみを巻く際、その折れ目に合わせて裾の部分まできちんと整える

その理由は、これらを注意することで、

  • 赤ちゃんの自重でおくるみの端をしっかり抑え込めるため、手足が動いても解けにくい
  • 鎖骨辺りに隙間がなく手がおくるみの外に出せないため、顔に引っ掻き傷がつかない
  • おくるみが重なる回数が均一になり、一部が暑くなりすぎることがない

ためです。

特にこの巻き方ではおくるみの端を自重で押さえ込むことが重要なので、

「背中の後ろに折り込む部分を丁寧に巻く」

という点を意識するだけで格段に解けにくく巻くことができるので、是非参考にしてください。

「クロス巻き」の手順とコツ

ここではクロス巻きの手順と上手く巻くためのポイントを説明します。

クロス巻きの手順は下記1から4の通りです。(写真内のコメントは上手く巻くためのポイント。こちらについては後でまとめて説明)

  1. おくるみを広げ、上下どちらかの左右の角を入れ替えるようにしてクロスさせる。
  1. 赤ちゃんの両肩のラインとおくるみの上辺を合わせ、布の中央に寝かせる。
  1. おくるみの左上と右下の部分をお腹の前で対角に結ぶ。この時、赤ちゃんの両腕は脇を締めるように体の横に、両脚はガニ股にして足の裏同士がくっつく形にする。
  1. 反対側も同様に対角に結ぶ(ポイントは手順3と同様)

完成した状態の実際の写真はこちら。

手順の写真内にもコメントを入れましたが、実際やってみて感じた上手く巻くためのポイントは下記の3点です。

  • 下側のおくるみは肋骨辺りまでを覆うようにする
  • 結ぶ時には斜め方向ではなく横方向に力をかけ、両脇を締めることを意識する
  • 両脇を締めることを意識すると首元のおくるみがダボついて隙間ができやすくなるので、その部分をしっかりと絞ってから結ぶ

その理由は、これらを注意することで、

  • 斜め方向ではなく横方向に力をかけることができるため両脇がきちんと締まり、手の動きを完全に規制できる
  • もし手が動いてしまったとしてもおくるみの外に出す隙間がなく、顔に引っ掻き傷がつかない

ためです。

特に、我が家では手の動きが激しくなったことをきっかけにおひなまきからクロス巻きに移行したので、

「手の動きをより規制して、おくるみを解かせないことと顔に引っ掻き傷を作らせないこと」

が大きな課題となっていました。

もし同じような悩みを持っているのであれば、ここに書いているポイントを押さえてクロス巻きをすることで格段に状況が改善されるので、是非とも参考にしてください。

「エイデンアンドアネイのモスリンスワドル」を使用してみて

我が家では出産祝いとしていただいた

「aden+anais(エイデンアンドアネイ)のモスリンスワドル」

を使用しています。

ここでは実際に使用してみて感じたことを説明します。

綿素材でもエアコンやスリーパーの併用で季節を問わず使える

「aden+anais(エイデンアンドアネイ)のモスリンスワドル」の素材は100%モスリンコットンです。

おくるみを調べていると、季節ごとに異なる素材の商品があり、綿素材のおくるみは夏用として紹介されていることが多いです。

しかし、冬生まれの我が子に対してもこの綿素材のおくるみを使用し続けており、特に問題ないと考えております。

その理由は下記の3点です。

  • 子供が生まれてからは常にエアコンで室温調整をしている
  • 大判なので、もし寒そうであればスリーパーの上から巻くことも可能
  • 厚手を買うと冬しか使えない

そもそも赤ちゃんはかなり暑がりなので、冬場でも厚着しすぎると簡単に汗をかいてしまいます。

このことから、厚手を買うと状況によっては冬場でも使いにくい可能性もあるので、特にこだわりがなければ綿素材を選ぶと間違いないかと思います。

おくるみ卒業後は寝返り防止に使用

モロー反射も減りおくるみを卒業した頃には寝返りをうち始めたので、行った対策が下の写真です。

ペットボトルだけではその間で簡単に寝返りをうちますが、おくるみにより適度に上から押さえつけることができ、睡眠中の寝返りは防げています

(完全に目覚めて元気に動いている時にはこれでも突破されますが、寝てる途中に寝返りをうたなければ良しと諦めています…)

大判のおくるみであれば簡単にできる方法なので、もし睡眠中の寝返りによるうつ伏せ寝が心配なときにはぜひ試してください。

出産祝いにもおすすめ

我が家でも出産祝いにいただきましたが、かなり実用的であり重宝しております。

特に寝かしつけに悩んでいた時期にいただいたこともあり、

「出産祝いとしてもらったものの中で一番嬉しかった」

と言っても過言ではありません。

デザインも多数あり、パッケージもおしゃれなので、出産祝いの定番としてよく紹介されていることもうなづけます。

また、おくるみは日除けや授乳ケープとしても使える汎用性があることから日常的によく使うため、他の人と被ったとしても喜んでいただけるのも重要なポイントです。

スワドルデザインズのモスリンもあり

「aden+anais(エイデンアンドアネイ)」とよく比較されているものに「Swaddle Designs(スワドルデザインズ)」があります。

比較している記事をいくつか見ても、あまり差がないと書かれているものがほとんどですので、デザインの好みや価格でどちらかを選ぶとよいかと思います。

ちなみに、コストコでは以前は「おくるみ4枚のセットが2,698円」で売られていましたが、2020/8現在「おくるみ3枚+ぬいぐるみのギフトセットが2,880円」の商品となっています。

個人的には以前の4枚セットの方がよかったと思うのですが、それでも「Swaddle Designs(スワドルデザインズ)のモスリンスワドル」をかなりお得に購入できるので、コストコ会員であればこれを購入するのもありだと思います。

最低4枚は欲しい

おくるみは汎用性が高いので、必要枚数は使い方によって変わると思いますが、我が家では

  • 洗濯は毎日行う
  • 用途は寝かしつけ、お出かけ時の日除け

の条件で、計4枚のおくるみでなんとか足りているといった状況です。

ちなみに、お出かけ用の日除けとしては寝かしつけ用として使い物にならなかった70cm×70cmを流用しているので、正確には

  • 70cm×70cmを2枚
  • 120cm×120cmを2枚

の計4枚を使用しています。

しかし、伝い漏れなどで不意に寝かしつけ用のおくるみが汚れてしまった時に、70cm×70cmしか残っておらず困ったことも…。

この辺りも踏まえると、120cm×120cmを4枚揃えた方が便利かなと感じています。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

繰り返しになりますが、寝かしつけ用のおくるみ選びで大切だと考えるポイントは、

  • 大判のものを選ぶ
  • 正方形のものを選ぶ

の2点のみです。

逆に言うと、このポイントさえ外さなければ寝かしつけには全く問題なく使えると思います。

我が家では結果的に「aden+anais(エイデンアンドアネイ)のモスリンスワドル」で大満足していますが、絶対にこれでなければダメとは考えていません。

上記のポイントだけは押さえた上で、あとは皆さんの好みや生活スタイルに合ったものを探すとよいと思うので、是非素敵なおくるみを見つけてくださいね。

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